第86次東北ボランティア お鶴明神

日時:
2018年7月22日 @ 3:24 PM – 2018年7月23日 @ 4:24 PM
2018-07-22T15:24:00+09:00
2018-07-23T16:24:00+09:00
 西日本水害 Wsetern Japan Flood は北海道,岐阜県も及んでいる。治水工事のやり方をポルトガルから入手した川村孫兵衛[1575-1648]が東北一の北上川を改修するまでは,毎年のように民は水害に苦しんでいた。人身御供 human sacrifice が全国各地であった。『遠野物語』(柳田國男 1910年)にも岩手県の人身御供「母也(ぼなり)明神」が詳述されている。ボナリはアイヌ語でイナリの語源という説もある。心霊スポットで人はあまり近寄らない。
 今回200人以上の犠牲を出していても,国は人災とは認めない。明らかにダム,砂防ダム,治水ダムに問題があった。防潮堤,ダム,道路のセメント受注で得をするのは誰なんだろうか。麻生太郎さん,答えてもらいたい。
 
 
お鶴明神
 
 平安時代初期の坂上田村麻呂蝦夷遠征の時から,川は時に流域の家屋を舐め尽くしてきた。だから,人柱,つまり人身御供として,村の若い娘を犠牲に捧げたりした悲話も残っている。石巻市の北に登米(とめ)市中田(なかだ)町朝水の北上川沿いに,お鶴明神という祠がある。自然の災害と1946年まで住民は闘ってきた。追波川の名前の由来についても諸説あるようだ。川の水を飲むとおっぱいが出るようになるとか。アイヌ語であるらしいという説もある。たとえば,雄勝町に続く女川町(おながわちょう)の名前は,アイヌ語で「onne-nay 大きくなる川」だそうな。水害による悲劇は大和民族の容赦ないアイヌ侵略の怨霊としか思えない。そのように歴史に刻まれていると考える向きもあるだろう。
 
拙稿「追波川から牡鹿半島の被災地の学校を訪ねて」 (1) 2011年7月2日 

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