2011年度ボランティア活動上半期報告

被災地おける活動

一般社団法人 神戸国際支縁機構
代表 岩村義雄                                
2011年10月19日

 月に一回,石巻市渡波を中心に,石巻市牡鹿半島にボランティア活動を繰り広げています。

[期 間] 活動開始日:2011年3月14日 活動日数:192日。

[人 数] スタッフ 14 人,ボランティアリーダー 5人,ボランティア のべ 212 人。

[活動場所・拠点]
宮城県石巻市渡波町三丁目,宮城県石巻市牡鹿半島名振コミュニティセンター,船越小学校,宮城県石巻市渡波字根岸前78,79番地。

[支援の対象者]
石巻市渡波町被災者,避難所(待機所),仮設住宅,小学校,中学校,幼稚園,保育園など。牡鹿半島の名振,船越,鮫浦,大谷川,谷川,祝浜等,石巻市渡波町,鹿妻町等。

[活動内容]
 石巻市各小中学校や,渡波三丁目の避難所,仮設住宅,待機所の被災者たちに備品類,飲料水,物資なども提供してきました。
 重機などの提供によるがれき処理により,道路などのライフラインの復旧が進みました。また,発電機提供により,渡波地域において冠水がなくなりました。生活排水と田んぼの排水の復旧につながりました。

 その結果,田んぼや渡波湾の牡蠣養殖の復興にはずみがつきました。これらにより,現地の失業者の雇用促進がされました。

 その他,教育機関の必要備品の提供。水田の無農薬,ふゆみずたんぼの計画により,農家の8割を廃業に追い込んだ渡波60町歩の田で復興組合を設立する契機になりました。過疎,高齢,少子化で農林業の復興意欲を喪失している人々に勇気,希望,力を与えることができました。

 ゆくゆくは福島県,岩手県にも拡充し,失業している被災者が第一次産業である漁業,農業,林業の雇用に貢献するとともに,被災者たちの生活基盤を確立し,雇用環境を整えたいと考えています。

 9月26日,石巻市渡波地域農業復興組合から「福幸米」を栽培するため,水田を「農」とするための活動を私たちの団体にゆだねられ,今後,月に一回,田んぼのがれき処理,雑草除去,土壌改良,ふゆみずたんぼのための用水・排水確保などの活動を組合と連携して行い,東北大学,大崎市経済部産業政策課,石巻市産業部新興農林課,石巻市鹿妻小学校,NPO田んぼ,手をつなごう東北-兵庫等の指導,協働で,米を作っていく予定です。

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