本日23日(水)午前10時から,宮城県石巻市沢田で,コウノトリの「田んぼアート」の測量,ポイント打ち作業。小牛田農林高等学校(若山壽之校長)の佐藤貴司教諭が率いる40名の生徒たちが座標作業に汗を流している。28日(月)~30日(水)の三日間田植えに備えている。阪神淡路大震災の時,まだ生まれていなかった兵庫県立農業高等学校の30名の生徒たち,神戸国際支縁機構の30名近くのボランティアを含めて約60名の内,がれき処理,養殖,田植え,被災家屋訪問など分かれて作業するメンバーたちが向かう。なお,田植えは被災した農家の阿部勝氏(70歳)の依頼。仮設住宅の方々も参加して,町興しを行なう。

 「田んぼアート」を実行するにあたって,宮城県立農業高等学校の白石喜久夫校長や,宮城県栗原市の栗っこ農業協同組合曽根正範代表理事組合長のご協力もあったことを感謝したい。
 古代米を提供してくださったのは,岩手県花泉古代稲生産組合の佐藤正弘さん。11種類の苦労して栽培してきた古代米をくださった。

 4月18日,神戸国際支縁機構の代表と,福田啓太郎さんの二人で岩手県の古代米の研究者である佐藤正弘さんを訪問。

 下記の古代米を「田んぼアート」のために入手。

  種類        特徴                量     成長

 1. 祝い茜      穂だけ赤い             1㎏    60㎝の高さになる
 2. 祝い紫      穂だけ紫 (アクネモチ + 毛) 1.5   60㎝の高さになる
 3. 紫丹        苗の 段階から紫         2.6   1mくらい
 4. 紫短桿(たんかん)苗の段階から紫         0.6   40㎝ぐらい
 5. 黄稲(おうとう) 苗の段階から黄          0.2   30-40㎝
 6. ムラサキ      苗の段階から紫           0.1   60㎝
 7. 観稲(かんとう)  苗から最後まで緑         1.5   40㎝
 8. 赤穂        穂だけ赤(1~2週間だけ)    0.6    60㎝
 9. 紫穂        アクネモチと同じ          1.0   60㎝ 

  「六次産業」は,佐藤正弘さん(62歳)の造語。一次(生産)+二次(加工)+三次(販売)=六次となる。

 5月21日,雨の中,阿部勝徳さんと佐藤正弘さんの組合事務所に訪問。コウノトリのデザインの決め手になる白色の稲「亀の尾」とアクネモチ種を分けてもらった。帰途,佐藤さんの経営する2002年に開設した「おりざ」を見学。 店内には,古代米を使った加工品,工芸品のほか,トマトやジャム,卵など約40種類が並ぶ。レストランもある。同行した勝徳さんは,奥様の都さん(42歳)が石巻市鹿妻に6月6日に開店する「みやこ」(農産直売所)の参考になると目を輝かせた。