京都国際会議
「世界宗教者平和の祈りの集い」 エキュメニスティ
日 時 : 2012年8月2-4日
場 所 : 比叡山
マー・グレゴリオス・イブラヒム(シリア正教アレッポ大主教 Gregorios Yohanna Ibrahim the Syriac Orthodox Archbishop of Aleppo) 氏と2006年第8回世界宗教者平和会議以来の再会。シリア情勢について,共に祈る。 シリアの人々が「あたりまえの生活」ができればと願うにも,無力感に打ちのめされる。
京都新聞より
マー・グレゴリオス・イブラヒム(シリア正教アレッポ大主教)は,「多くの人が家を失い,虐殺が続き,すでに三万人以上の人々が亡くなった。国民の安全は全く保障されていない。国家が崩壊し分断されようとしている。シリアを抑圧する悪の手から自由にしなくてはならない。多くの市民が故郷に帰ることを熱望している。すべてのシリア国民が尊厳と信頼を取り戻し,流血を止めるために,皆さんの支援と祈りを」と訴えた。
また「為政者対反体制の争いという話ではなく,シリア国内すべてが混乱し,無茶苦茶な状態である」と語り,和平のために活動していたアナン特使が辞任したことについて「シリアで影響力の強いイスラームの指導者を中心にした,交渉の土台づくりを始めるべきだ」と主張した。
朝日新聞より
朝日新聞より