第64次東北ボランティア 報告  未完

2016年6月19日~22日

 

 

 

 

傾聴ボランティア 宮城県石巻市渡波 2016年6月21日

傾聴ボランティア 宮城県石巻市渡波 2016年6月21日

 第64次 東北ボランティア 
                       山西由子(第22次,31次)
 今回で3回目の参加になります。
 熊本でも地震が発生し,13年住んでいた福岡のことをとても心配しました。
 ただ、熊本へ行くことも大切だと思いましたが,決して東北の事を忘れて
はいけないと改めて思いました。
 初日に,訪問させていただいた石巻市湊町 理容室経営の鈴木様の言葉で,
  「この5年間 夢の中にいるようです」
  「あの津波さえなければ」
 という言葉が頭から離れません。
 私も阪神・淡路大震災を経験しましたが,心のケアが今後,本当に大切に
なってくると思います。
 また,今住んでいる東京でも,今回伺えた話を人に伝えていく事,それが
私達の役割だと思います。
 年に1度位しかこれませんが。必ずまた来ます。
 ありがとうございました。

 64次ボランティアに参加して
                            佐藤卓文
 今回初めてボランティアに参加しましたが,現地で聞く話が今まで自分が
聞いていた話とかなり異なっていた事に気付きました。
 自分は地震の被害にあった事も無く、TVや新聞で報道されている事
しか知らず、鈴木様や佐藤様に伺った話は強く印象に残りました。
5年を経過した今でさえ,町の中にはガレキが残っていたり,津波にあった
小学校の姿であったり,自分の想像を越えた状況に,ただただ驚くばかり
でした。
 また,避難誘導にあっても,優先順位や取捨選択の必要性,普段から避難
に對しての準備の必要性を本当に痛感いたしました。
 今回の見聞きした経験を自分の回りの人々に伝え,今後おきうる可能性の
ある災害に備える事こそが,被害にあわれた方に対しても必要な事なのでは
ないかと思いました。
 さらに思うのは,東日本大震災や,阪神・淡路大震災のそれは,同じ地震
でも規模や被害者の数等,非常に大きなものであり,今後の地震に対する備
えという意味でも,決して風化させてはいけないと思いました。

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