第59次東北ボランティア報告

 2015年12月20日~24日(4泊5日)いつものように本田寿久事務
局長の祈りで神戸から出発です。事務局長が用意したクリスマスキャ
ルのソングシートは役立ちました。
 東北自動車道は零下の気温でした。

20151223国際Xmas会皆で

12月23日,黄金浜会館にて石巻ハワック・カマイの皆さんと

12月22日 ひたかみ苑慰問

「石巻かほく」(2015年12月24日付) 12月22日 祥心会 ひたかみ苑慰問 三紙に共通しているひげのサンタさんは村上リーダー

12月21日 石巻市湊川町の倒壊家屋

12月21日 石巻市湊川町の倒壊家屋 右に小さく写っているのは古川直子さん。

 阿部捷一ご夫妻,佐藤金一郎ご夫妻は機構のメンバーを家に歓迎
し,語り部をいつものように流し出してくださいます。

 女川町の仮設住宅は三分の一の住人に減っています。コミュニティ
がなくなり寂しい気がします。
 斎藤さよ子さんのお姉さんが女川から仮設住宅に来ておられまし
た。

石巻バイパス 女川町仮設住宅前の沿道整備

石巻バイパス 女川町仮設住宅前の沿道整備

 昨年に続き,2回目になる≪動画参照≫祥心会訪問です。

20151224クリスマスひたかみ苑改訂

「石巻日日新聞」(2015年11月24日付)

20151222ひたかみ苑a

一番手前の左側の方が感謝のあいさつをしてくださいました。ひたかみ苑にて。12月22日

2015年12月22日, 祥心会のひたかみ苑に訪問

2015年12月22日, 祥心会のひたかみ苑に訪問

20151222祥心会理事長

機構に3.11当時の体験を理事長室で聞きました。

二つ目のホーム施設にクリスマスケーキを届ける

二つ目のホーム施設にクリスマスケーキを届けます。後列の左側の方は覚えておられ,再会を喜びます。

フェイシスの入居者も一年ぶりなのによく覚えておっれ,手紙を手和してくださり,待っていてくださいました。

日本最古の木造建築の石巻ハリストス正教会・聖使徒イオアン聖堂に隣接している今年完成した新しい千石町のホーム。男性ばかりです。帰りにハリストス正教会田畑隆平司祭にあいさつする機会がありました。

201512240サンタひたかみ苑

「石巻かほく」(2015年12月24日付)

 ≪動画参照≫フェイシス・ホームの皆さんは昨年,お会いした時間
は短かったにもかかわらず,覚えてくださっていました。手紙を神
戸の私たちに書いて楽しみに待っておられました。

フェイシスの感謝

20151222フェイシス

フェイシスの入居者も一年ぶりなのによく覚えておられ,クリスマスケーキを楽しみにしておられました。神戸のみなさんにと手紙を手渡してくださり,待っていてくださいました。

20160119祥心会だより

祥心会だより(2016年1月28日付)

 修空館に2泊し,ゆっくり休養をとり,傾聴ボランティアに向かい
ます。石巻森林組合や,宮城県漁業協同組合丹野一雄委員長宅にあい
さつに伺い,独居の高齢者にクリスマスケーキを届けます。

渡波で,独居の阿部純子さんは思いがけないクリスマスケーキに喜ばれます。

 渡波で,独居の阿部純子さんたちも思いがけないクリスマスケー
キに喜ばれます。

20151223石巻こども保育園b

20151223石巻こども保育園a

渡波こども保育園でサンタクロースになって訪問。左は内海園長先生。

20151223石巻こども保育園

 今年の≪動画参照≫石巻ハワック・カマイのお世話をしている高橋
リャネットさんはよく準備してくださっていました。ギルバートさ
んは昨年の看板を保管しておられ,会場に設定してくださいました。
 ストレイカー・ジョナソンさんの≪動画参照≫クリスマスキャロル
賛美は会の華でした。

黄金浜会館における国際交流会 開会のあいさつ

黄金浜会館における国際交流会 開会のあいさつ

20151223国際Xmas会a

2015年12月23日,クリスマスキャロルを神戸からの古川直子さん,代表が歌うと,フィリッピンの方たちは目を泣きはらしていました。

20151223国際Xmas料理

フィリッピン料理のおいしさに参加者は感激しました。チョコレートケーキも好評です。コストからのクッキー類,チョコレートも70人で楽しみました。

20151223あしなが育英会

あしなが育英会の若宮紀章氏からの招きにより,午後4時に石巻レインボーハウスにおける孤児たちの集いに参加。

二日目までのレポート

竹内こずえ

 傾聴ボランティア 12月21日(月) 宮城県石巻市渡波2丁目
 森田電機店の中に入り,奥様美知子様に3.11当時のお話をお聞か
せくださいと店に入るとこころよく話をしてくださいました。その
お話の中で一番考えさせられたのは市役所の対応でした。被災され
た方に今必要な物は何ですかと役所がアンケートを集めました。結
果は電化製品,ストーブ,コタツ,電気毛布,ポットなどでした。
ところが,石巻市役所は他市の大型量販店で大量の電化製品の購入
の計画を立てていたそうです。そのことを耳にした奥様は,地元の
商店から購入してこそ,石巻の復興のスタートではないかと市に訴
えたそうです。
 12月22日(火)2日目の午前中は仮設住宅前のシバザクラの手入れ
に取りかかりました。被災者の心を和ませようと努力されている木
村褜治さんから色々な話を聞かせていただきました。
 午後は代表が東日本大震災以降,交流により築いてきた石巻の施
設などにクリスマスケーキなどを届けました。何ヶ所か数えきれな
いほどでした。地域に溶け込んできた地盤があるからこそ受け入れ
てくださっていることがわかりました。
 まさにボランティアすばらしい!!
 代表のお風呂が長い理由もすばらしい!!
 継続する事は本当にむつかしいにもかかわらずそれを続けている
 のはすばらしい!!
 その一言です。今回参加できて良かったです。有難うございまし
た。

古川直子
 2014年5月,第39次にも渡波地区の被災の様子を案内して見せ
ていただいたり,被災者の方々とお会いしました。1年半経ってい
るのに、あまり復興の進歩が見られなく残念でした。今回、門脇小
学校や,渡波の避難所となった伊去波夜和氣命神社を訪れ、かなり
の高台にあるのに津波が押しよせてきたということを聞き,その悲
惨さと恐怖を感じました。阿部捷一支所長,佐藤金一郎ご夫妻など
語り部を通じてとても大変だったことがわかりました。多くの近所
の方々を亡くし、又、避難していった公民館から、津波に人々がの
み込まれる様子を見ていた人の声を聞いたときの気持はとても辛く、
忘れることができません。傾聴ボランティアで訪問した女性が勤め
先の石巻から5日間家へ戻れず、学校で無事に守られていた小1の娘
さんと連絡がつくまで再会を待つ心痛をしみじみと語っていただい
たのが印象的でした。
 第2日目は早朝からの道場の清掃から始まりました。体を動かして
いると暖まってきましたが、広い広い道場の床拭きはもうマニアッ
クになってこなさないとできません。修行した気分でした。
 午前中は仮設住宅周辺に植えられたシバザクラの雑草抜き、これ
も楽しくマニアックになってやりました。地元の木村褜治さんとい
うダンディなおじ様が仮設の方々の支援をされていて、作業の指示
をしていただき、いろいろ話を楽しく聞かせていただきました。不
便な仮設にまだ住まなくてはならない方々にとって木村さんの存在
はとても心強いと思います。しかし,仮設の住人のカラオケ大会と
かの行事には声をかけてもらえず寂しいと残念がっておられました。
 午後は障害者施設をサンタクロースの衣装でケーキを持って訪れ
ていきました。入所者の皆さんがとても喜んでくれてうれしかった
です。4ヶ所の施設はどこも整ったきれいな所で、作業所や併設さ
れている店もあり、就労の場所があるのはとてもいいと思いました。
岩村代表は独居老人や、会えませんでしたが,路上生活者たちとも
知り合いで、銭湯でもコミュニケーションをとってネットワークを
広げておられるのでとても感心しました。

3日目 未校

 

 

 

 

 

 

 

 

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