フクシマ訪問

(社)神戸国際支縁機構によるフクシマ訪問 2013年~2015年
20140902国道6号 検問

国道6号 厳しい検問 2014年9月2日

帰路 被ばくチェック 2014年9月2日

帰路 被ばくチェック
2014年9月2日

<序> 福島第一原発事故以降,フクシマ,Fukushima という言葉が
世界中に知られるようになりました。ヒロシマ,ナガサキとカタカナ
表記するように,フクシマとカタカナ表記すると福島県民の感情を逆
撫でするのではないかと言われます。しかし,福島県に現在住んでい
る人々は安全だからという視点から,カタカナ表記に怒るかもしれま
せん。もし「安全」だと確信して主張なさるなら,放射能被爆者に対
する思いやりのない態度ではないでしょうか。安全な自分たちと異な
るということで差別を助長することにつながります。鼻血が出るとか,
おびただしい口内炎,頭痛などに直面している人たちを顧みる必要が
あります。歴史的に,明治維新以降の福島県は3つの地域を合併して
できた経緯があります。「差別」を被ってきた約150年間をふり返り,
これ以上,差別されることがないために,あえて本稿では,フクシマ
というカタカナ表記を用いさせていただきます。

Report1

福島第一原発3号機  メルトダウン  2011年3月14日

福島第一原発3号機 
メルトダウン 
2011年3月14日

フクシマ原発

フクシマのうめき

季刊誌「支縁」No.13(2015年11月3日発行) 第一面,第二面から

 (社)神戸国際支縁機構は,2013年に続いて,2014年9月,福島県
双葉郡の浪江町,双葉町,大熊町,富岡町を訪問しました。
 2014年9月2日,浪江町からの国道6号線は検問が厳しく,防護服
でないと入れませんでした。

第43次 2014年8月31~9月3日 9月2日

第43次 2014年8月31~9月3日 9月2日

 案内役の五百井正浩[真宗大谷派災害対策本部ボランティア委員長]
住職,勝村弘也[神戸松蔭女子学院大学]名誉教授,豊原正尚副住職
たちを含む機構のメンバーたちは富岡町から退却している吉田信 西願
寺住職(57歳)と夫人淳子さん(双葉町光善寺出身)の案内で帰還困
難区域に行きました。浪江町で予め入村許可をとり,ひとりひとり身
分証明書を提示しなければなりませんでした。

通行証
 人っ子一人住んでいない廃墟の街は同じ日本とは思えず,別世界で
した。店の看板,道の標識,家は倒れたままです。

無人と化した浪江町

無人と化した浪江町 2014年9月2日

 海岸線は津波に襲われ,大きな船が生い茂った荒野に乗り上げてい
ます。

点在する船 浪江町 2014年9月2日

点在する船 浪江町 2014年9月2日

 真新しい家の付近には牛の大きな糞がころがっています。酪農を
営んでいた人たちは強制的に退去を命じられました。家族のように
生きてきた家畜を置き去りにしなければなりませんでした。泣く泣
く見捨てた豚が野生化して,イノシシと仲良くなっていました。

動物のうめき

 飼い主がいなくなった牛,豚,鶏は自分で餌を得なければなりま
せん。地震で破損した無人の家のすき間から入り込みます。雨露をし
のいだり,餌を探すためにめちゃめちゃにしています。保存していた
砂糖,塩,植物オイルなどわずかな食品の臭いをかぎつけ,イノブタ
はこじ開けて侵入していました。イノブタ(オスのイノシシとメス豚
の混血)です。耳は豚のように前に垂れ下がっており,鼻先はイノシ
シです。イノシシ肉と比べ,臭みがなく,豚より油分が多くてうま味
があります。イノシシの5倍の繁殖力があり,一年に2回母親がら10
頭ずつ出産します。つかまえる箱わなをあちらこちらで見かけます。

ANN NEWS(2014年3月16日) 富岡町のイノブタ

ANN NEWS(2014年3月16日) 富岡町のイノブタ

 イノシシ,イノブタは放射能濃度が高く,食用にはなりません。国
の食用の基準である放射性セシウムが100ベクレル(1㎏)に対し,イ
ノブタは3万3千ベクレルと330倍も高いのです。処分される運命です。
留守の家をちらかし,糞のためにもう人が住めないほど臭くなってい
ます。天井裏ではネズミが我が物顔で走り回っています。手のつけよ
うがありません。
 食べ物がない地を這う動物のうめきが聞こえてきました。

植物のうめき

 福島県はかつて米所として全国に知れ渡るほどおいしいお米ができ
ました。浪江町,双葉町,大熊町,富岡町の住民が避難している南相
馬市は福島第一原発の北8~40㎞に位置します。南相馬市では8400
ヘクタールの内,津波により2642ヘクタール(31.5%)の農地がだめ
になりました。南相馬市の農家は生き残るために安全な米づくりを
と試験的に実証栽培米に取り組みました。原町区の相馬太田神社そ
ばに試験水田(実証田)がありました。

実証田 南相馬市原町 2014年9月2日

実証田 南相馬市原町 2014年9月2日

試験栽培水田

 農林水産省も作付け,水田整地に費用を助成していました。しか
し,1㎏あたり180ベクレルを超える放射性セシウムが検出されま
した。(「福島民友」2014年7月15日付)。
 つまり食べると被ばくする放射性セシウムがあるということです。
基準値を超えるとコメは売れません。2015年,9割が飼料用として
用いられています。生産者は「風評被害」により福島県産を食べて
もらえなくなると嘆きます。しかし,福島県農民連の根本敬(さとし)
会長は,「風評とは根も葉もないことをいう。我々の農作物は根にも
葉にも放射性物質を付けられた。実害だ。」と加害責任をあいまいに
する用語の使い方を2015年4月13日,福島で開かれた国際シンポジウ
ムで訴えました。(「朝日新聞」2015年4月13日付)。
 農作物である植物もうめいています。

第55次東北ボランティア 2015年8月

 参加者は済美(さいび)高校生4人とドイツから帰国した高校生計5人,
および大阪市立大学生,南山大学生,社会人2名も参加しています。
運転は自衛隊の中隊長であった栫和彦さんです。参加者の小浦拓さん
(29歳)は言います。「8月17日に初めて東北の地に降り立ったのが
宮城県にある石巻市立門脇小学校でした。周囲を見渡すと家が建って
いる様子もなく,道も荒れたままなのに対して,ひっそりとお墓だけ
が並んでいるのが印象的でした。黒い墓石がより違和感を持たせたの
かもしれません。門脇小学校は震災から4年が過ぎた今でも手つかず
の状態で放置されています。阪神淡路大震災と比較するべきではない
のかもしれませんが,復興の速度が違いすると感じたのが正直な感想
です」。
 阿部捷一さんから3.11当時の生々しい体験を聞きます。佐藤金一
郎ご夫妻のところに全員あげてもらい歓待を受けます。午後は,希望
する4つの班に分かれて,ボランティアに繰り出します。
 林ボランティア班は大川小学生たちが植えた大川小学校の隣にある
「みやぎバットの森」で汗を流します。その森は楽天球団の選手が使
うバットのアオダモの苗木を2005年に植えたことが始まりです。機
構は2013年から取り組んでいます。林ボランティア班を現場で指導
してくださるのは,木村貞一さん(78歳)です。津波で,姪とその娘
さんが石巻市南浜町でいのちをなくしています。木や,自然について
どんな質問もユーモアたっぷりに参加者たちに説明されます。

 3日目,8月19日,福島県郡山駅で五百井住職と合流します。福島
県を訪問するに際して,3年連続でお世話になっています。阪神・淡
路大震災の時,神戸市長田区の玉龍寺は被災者にとり,避難場所でし
た。遠洋航路を経て船がやっと見いだす灯台のような働きをされまし
た。五百井住職は後藤由美子僧侶(第20次)と連絡をとり,福島県で
子どもを育てる苦悩の母親たちと連帯する働きを展開しています。

人間のうめき
 双葉(ふたば)郡の多くの方の仮設住宅がある南相市でも持っていっ
た線量計の数値は高くなったり一定ではありません。

ガイガーカウンター数値

ガイガーカウンター数値

 絶えず数字が変わるのは空気中に浮遊している放射線があるから
です。27年経たチェルノブイリ近辺では数値は変わりません。一方,
日本では風が吹いたり,雨の降り始めには線量はあがります。富岡
町では数字は振り切って計ることができない高線量でした。100万
人にひとりと言われる小児性甲状線ガンにかかる子どもたちの数は
12人(2011年6月)→43人(2013年4月)→137人(2015年8月31日)
増えています。しかし,放射能との因果関係が認められないために,
障害賠償を受けることはできません。30㎞圏内でなくても50㎞離れ
た地域でもセシウムが6倍です(朝日新聞 2014年7月16日付)。
子どもは大人よりも3倍の放射能の影響を受けると言われています。
しかし,いわき市行政は子どもたちの給食に,風評被害払しょくの
ためと言い含めるように,福島産のものを使うことを強要します。
子どもの未来を思う母親たちは,子どもの被ばくをとても心配して
います。

福島県郡山公民館 2015年8月19日

福島県郡山公民館 2015年8月19日

 「子どもだけでも避難させるべきであったことは,今となっては
だれでも確信しているでしょう。ところが,国や福島県は,子ども
の命の安全よりも,社会の混乱や経済の損失を恐れ,本当の事実を
知らせてくれませんでした。子どもたちが国策により被ばくさせら
れたと思っているのは私だけでしょうか」と武藤恵さんは訴えます。
現地のうめきの生の声を聞くことができました。

武本泰事務局長 子ども脱被ばく裁判の会事務局  富久山公民館 2015年8月19日

武本泰事務局長 子ども脱被ばく裁判の会事務局 富久山公民館 2015年8月19日

 武本泰事務局長(子ども脱被ばく裁判の会)は語ります。「福島
郡山市の住民なんです。適切な情報をもらわなかった,と私は思っ
てるんですね。要するに線量が高い,避難しろ,そういうことを国
は言わなかったわけですね。安全だからいて問題ないんだと,それ
を何度も繰り返し,あるいはマスコミを使って宣伝しました。でそ
の結果,中通りに住む住民にとっては非常に,無用な被ばくをさせ
られてしまった。そういった意味では国,あるいは県の行政庁がで
すね,県民の健康と命を守ってくれなかったと。ある種,行政の背
信行為じゃないかっていうことで。まあ要は行政の不作為だという
ことですね」と。参加者の済美高校2年生の池上楓さんは報告して
います。「いまだに国はこの病気と放射線との関連性を認めません。
甲状腺は本来成長ホルモンの分泌をうながす場所。カエルがこの器
官を切除すると変態できなくなります。つまりオタマジャクシから
姿を変えられなくなるということです。幸い人間は薬を投与するこ
とで成長をうながすことができますが,言い換えれば一生薬を飲み
続けなければならないということです。福島の医療機関はこうした
状況を打破しなければなりませんが,福島の医療機関のトップ,福
島大学病院で原発事故後,病院関係者らだけが安定ヨウ素剤を服用
していたことが分かりました。安定ヨウ素剤というのは放射性ヨウ
素の影響を和らげるもので,つまり放射線被ばくを予防する薬です。
注文できる状態にありながら,病院内だけ服用し,県民たちには配
付することをしませんでした。医療機関にあらざるこの行為を,私
たちは現地で初めて知り,怒りと驚きで言葉が出てきませんでした。
…国は口々に復興は完了したと述べていますが,それは間違ってい
るでしょう。福島の方々が他県と変わらない日常生活を行えるよう
になって初めて完了したと言えるのではないでしょうか。」

第30次東北ボランティア 2013年9月1~4日

 二日間にわたる石巻市訪問を終えて,福島県に移動します。五百井
正浩氏が一行に遅れたのは,藤木智代氏(9月2日渡波で約10名に靴下
の編み方を教示)計画があったためです。合流して福島県に向かいます。
 道中,北村氏の提案で,急遽,福島市の常圓寺に入ります。境内の
高い樹木の枝,葉が地表近くにないのに驚きます。あいにく阿部光裕
氏[通称つるりん和尚]は不在のため,美智子夫人と小野睦雄氏[福源寺
住職 46歳]が丁寧に案内,説明してくれました。常圓寺の敷地内には,
二箇所の仮置き場があります。ブルーシートをめくると,除去した枯
れ葉,土が入ったビニール袋があります。線量計が24の数値を示して
います。袋に直接,計器を置くと,数値は高い。1メートルほど離すと,
1μs/h前後まで下がります。数センチ,数メートルの距離で,線量が
大きく変わります。福島の天気予報は線量数値が発表されるが,「地
表1メートルだから,意味がありません」と小野氏は語ります。イノシ
シも捕まえて放射能の数値が高くて食べることなど到底不可能です。

線量計a

 周囲に何もない次の場所へと登ります。密閉して保管しているドラ
ム缶が並んでいます。福島市内を一望にできる美しい場所なのに,息
が詰まります。大地の恐怖がつまった黄泉のえぐりとられた埋葬場所
だからです。水泳プール二つ分,重機で堀り,粘土質の底にシートを
敷き詰めようとしています。

常圓寺処分場

 市内から超マイクロスポットの土をとって来た線量の高い「死の土」
をドラム缶から黒い入れ物に移し替えています。積み上げるためです。
延々と続く最果てのない作業により,運び込まれています。除染研究
会は薬を処分する小さなドラム缶は1個8千円もします。「福島市の大
浪地区は,当初,耐久性の弱いビニール袋に入れていましたが,汚泥
が出ていたりします。もし絶対に漏れないと自信をもって言える国会
議員がいるなら,議事堂前へ運んでから発言してほしいものだ。研究
している東京大学にも運び入れるべきです。仮置き場と言われるが,
何年も無制限に置かれるのではと心配する住民もいます。」と平素,
穏やかな小野氏の口もとが引き締まりました。

小野睦雄

 原発事故後,全国からのボランティアを受け入れ,気が遠くなるよ
うな除染活動を率先している阿部和尚は除染活動をしながら,行政が
やる前に,寛大に敷地を提供しています。小野氏は線量が高い土を,
人気のない所有地の一角で一時的に預かっている阿部氏と連携してい
ます。

 最後に向かったのは五百井氏が何度も足を運んでいる福島県二本松
市の真行寺[真宗大谷派]の佐々木道範住職(40歳)です。入口に同朋幼
稚園があり,園児たちが砂場で元気よく遊んでいます。わが子5人の
子供を被爆から守るために,NPO法人「TEAM二本松」を立ち上げ,
食べ物の線量測定,除染作業に取り組み始めました。高校までボーイ
スカウト活動をしていたのは,父道昇氏(75歳)が福島県コミッショナ
ーであった影響もあります。

同朋幼稚園

 参加者一同,本堂に入り,福島の追い詰められている実状を聞き,
戦慄を覚えます。赤ちゃんミルクの中に放射性セシウムを突き止め,
全国を驚かせました。子供たちに甲状腺ガンについて,腹から振り
絞るように言います。「子供たちのね,甲状腺の検査が始まって,
今,福島県の一番新しいデータだと44人ですかね,甲状腺ガンにな
っています。百万人に1人か2人なんだそうですね,統計的には,小
児甲状腺ガンというのは。震災前はですね。でも原発事故が起きて,
何万人検査が終わったのかな,まだちょっと2次検査で終わってない
子供たちもいますので正確なデータではないですけれども,現状で
44名出ている。二本松市でもね,4名の子供たちが甲状腺ガンになっ
ています。まあその,認めないですよね。国も,東電も。因果関係
はない,っていう」。

佐々木道範住職

福島県二本松市の佐々木道範[真行寺住職]さん

 続いて,食べ物についても述べる。「うちの門徒さんのおばあちゃん
がね,毎年,干し柿を作ってくれる。干し柿の文化なんです。干し柿は
ね,残念ながら出荷停止なんです。でもそのおばあちゃんは,テレビも
よく見ないんかな,震災の年も干し柿作ったよ,って持ってきてくれて
ね。それはね,900ベクレル。おばあちゃんに,悪いけど測らしてもら
ったんだ,つって。でもこれ,お孫さんにはね,食べさせちゃだめだよ,
って。言ったらおばあちゃん泣いちゃってね。お寺さんもそんなこと言
うんかい,って。言いたくて言ってんじゃないんだけど,おばあちゃん
も全然悪くないけど,放射能が,原発事故が悪いんだよ,って。放射能
降っちゃったからね,食べられないものがあんだよ,って。」

 放射能の対応をめぐって家族間に対立があり,自殺,離婚が増えて
いることについて,「何ちゅうのかな,最近ちょっと怒りを通り越し
て悲しくなってきてますけれども…」と語ります。

 豊原氏は報告で書いています。「除染の終わっていない公園でも子
供は遊びたがる。母親は最初は口で注意していたが,やがて手を出し
てしまう。セシウムやなんやかんやと言われても子供には(大人にも)
何も見えない。」と。

 福島県の聞き取り調査も終わって,参加者たちはそれぞれに思いに
去来する荷を背負ったにちがいありません。山田優さんは「『寄り添
い話しを聞いたり』『無料でお経をあげたり』とお寺,神社でできる
限りのことを避難している方々にしてきたお寺様神主様は,自分も被
災者なのに私にはすごく力強く感じられました。」と言います。メデ
ィア報道はまさにストーリーが先にあって,虚構の復興をたれ流して
います。民衆はまったく無知のままであり,被災地の苦悩を忘れ去っ
ています。東北にとってオリンピック開催など,蚊帳の外でしょう。

 国の総理は海外では安全と強調しますが,福島県民の前では安全と
言えない二枚舌に翻弄されます。国の指導者の言うことが分裂するか
らといって,福島の最小限のしあわせの単位である親子,夫婦の家族
の意見に深い溝ができたり,コミュニティが乖離による崩壊をもたら
している現象は深刻です。

 第一回目の「阪神宗教者の会」東北追悼と復興の祈りをかねた東北
ボランティアは天候に恵まれ,いろいろな宗教の聖職者と接する機会
になりました。教えられたことは共苦,共生,苦縁が阪神・淡路大震
災を体験した地域の宗教者にとり重要な視座であることを再認識させ
られたことです。「知らなかった事の罪」(ミリンダ王問経)を懺悔
しつつ,小さな行為を積み上げていく決意を促す東北への旅になりま
した。来年以降も年に一回,訪れることは,痛みつけられた慟哭の宗
教者を見捨てていない証しになるでしょう。寄り添い,伴走していき
ます。2名の学者,2名のジャーナリストが各地で質問をし,有益な応
答をいただけたことも一行にとり啓発されました。とりわけイスラム
教の代表者が加わり,たとえ寺社仏閣の仏壇の前でもメッカに向かい,
敬虔な祈りを日に5度捧げる姿勢にも励まされました。霊性をもってい
る態度に敬意を表し,共通意識を構築できたことの意義は大きいです。
真の宗教者なら争うことなどできない良い実証でしょう。「平和を実
現する人々は,幸いである,その人たちは神の子と呼ばれる。」(聖書)
に書かれているように,平和をただ愛するのではなく,実現すること
が尊いのです。神,仏に感謝しつつ。

 

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