熱海土石流 第1次熱海ボランティア報告 2021年7月4日

クリスチャントゥデイ』(2021年7月6日付)
クリスチャンプレス』(2021年7月6日付)
クリスチャン新聞』(2021年7月7日付&8月15日付)
中外日報』(2021年7月7日&7月21日付)。
キリスト新聞』(2021年7月21日付)

『キリスト新聞』(2021年7月21日付)。第二面に続く

『キリスト新聞』(2021年7月21日付)。第一面から続く

『中外日報』(2021年7月7日付)。

『中外日報』(2021年7月21日付)。

 
熱海土石流 第1次熱海ボランティア報告 2021年7月4-7日

                            
                              神戸国際支縁機構
                              理事長 岩村義雄

熱海よ,おまえもダムか―熱海土石流 第1次熱海ボランティア報告
 

                            

<序>
 ちょうど一年前の7月4日,球磨川(熊本豪雨)ボランティアのため芦北町役場で地図を広げて被害状況を教えてもらっていた。市房ダムに行ってみると放流の爆音が大きく,動画をすぐにフェイスブックに発信した。あれから当初は独居の高齢者の被害の家屋に隔週に一回,がれき撤去,ドロ出し,畳替えに向かった。先月6月20日から神戸国際支縁機構のメンバー8名は地元の園児たちと一回目の田植えに仕えた。16回目の訪問であり,地元の被災者たちは家族のように受けいれてくださる。女性参加者も家に泊めていただく。10月には「復幸米」の収穫も園児たちと楽しむ予定である。「私はあなたがたの地に,秋の雨や春の雨など,必要な時期に雨を降らせよう。あなたは,穀物,新しいぶどう酒,新しいオリーブ油を収穫するだろう」(申命記 11:14)。しかし,残念なことに経済優先の日本で,限界集落において,土木事業は生き残るために自然を破壊している。現在,日本一の清流と言われる川辺川に国交省はダムの建設をすすめている。

熱海般若院裏付近 2021年7月4日

 熱海に3人のボランティアが神戸から向かった。7月3日午前10時半ごろ静岡県熱海市伊豆山(いずさん)で,すさまじい土砂災害が発生した。3日午後,伊豆山港の海で心肺停止状態の2人を発見,続く数は不明。伊豆山土石流が全長1キロ,最大幅120メートルでおよそ400棟が被害を受けていた。

 4日,賀川豊彦が始めたコープ,今井鎮雄(元YMCA総主事)が設立に寄与した神戸市社会福祉協議会,フードバンクや,「耕支縁」などからの支援物資などをもって,市役所を訪問。約500名が最大のホテルに避難,高齢者など弱者約50名は別のホテルだと齋藤栄市長室で「安否不明も実数が把握できず,100名ほどだ」,と鈴木英明室長から聞いた。

熱海市役所救援本部市長訪問 2021年7月4日

  熱海市民である被災者は,「川のない山から土石流が押し寄せ,近所の家屋も流された」,「雨も隣の伊東市などとちがってわずかであったのに」,「わずか10分ほどでご近所の家も流された」,と恐怖体験を語った。

逢初川(あいぞめがわ) 2021年7月5日

 避難所であるニューフジヤホテルの40代の女性は,「目の前でさきほどまであった方の家が転がっていた」,と語った。別のニューアカオホテルは老人ホームなどの施設からの人たちが占めていた。ライフラインが解決するまで,生活するホテル避難は,睡眠,食事,サービスが整っており,学校などの体育館にはない配慮が行き届いている。費用は市が負担する。コロナ禍のため旅行者が撃滅しているホテル関係者にも雨降って地固まる式の恩恵だと耳にした。

村上裕隆代表は原因を探求。

砂防ダム決壊 2021年7月5日

 今回の熱海土石流は明らかに人災である。豪雨とか,保水力がなくなったことが一番の理由ではない。熱海市民に知られていない1999年に建造された細いコンクリート三面壁の逢初川(あいぞめがわ)の上流にある砂防ダムが元凶である。伊豆山はわずか400メートルの高さ,勾配も10度弱のゆるやかな傾斜である。雪山ならスキーも楽しめない角度である。神戸市都賀川の水難事故と同じ現象である。ジェットコースターのように細い三面壁の逢初川が一気に海に向かって滑り落ちたとして言いようがない。このダムは容量が4千立方メートル。しかし,あふれ出た水はわずか10分ぐらいで海岸までの2キロを土石流として人家などをなぎ倒した。土砂は約10万立方メートルに及ぶそうな。

 完全な人災である。もっとも国交省など「お上(かみ)」は認めないだろう。しかし,全国には砂防ダムなどの無用性は100ヶ所以上あると私たちは考えている。いつ同じ様な災害が起きてもおかしくないのが日本列島である。

熱海走湯山(そうとうざん)

 災害大国の被災者対応の在り方としては願わしい。もっと言えば,災害原因を調査する研究者の資質についても毎年,被災地の声を吸い上げるようになってもらいたい。土木関係で国に不利をもたらさない御用学者 puppet scholars(頭の部分が空洞の操り人形) はいろんな利権に絡んでいる。政権に密着,政策を代行する報告をテレビなどメディアが取り上げる。その結果,女川(おながわ)原発2号機(宮城県女川町,石巻市)も再稼働,川辺川ダム建設など,市民の願いと逆に建設ゴーになっている。「川が流れて行く所はどこでも,そこに群がるすべての生き物は生き,魚が非常に多くなる。この水が入ると,そこの水は癒され,この川が流れる所では,すべてが生きるからである(エゼキエル 47:9)。
 自然が損なわれることがない日本の原風景を取り戻すために,機構は引き続き,被災地,孤児,シングルマザーと共生していく。

 

救援金をお願い申しあげます。

 「義援金」donation は寄贈されたおカネです。そこで「救援rescue money to a person in distress と呼ぶべきです。災害などの被害者への救援,寄附として,義援金は遅すぎて,ふさわしくない表現と言えます。  地元が必要なら,即断,即決,即実行しないと間に合いません。

郵便振替     口座 00900-8-58077 加入者名 一般社団法人 神戸国際支縁機構
もしくは 三菱東京UFJ銀行 462(三宮支店) 普通 3169863  神戸国際支縁機構 岩村義雄

 余白に「熱海災害」とお書きください。

募金者 および 合計金額 受領順 2021年7月8日以降


皆さまの善意にに感謝します

現在 731,980

岩村義雄,神戸国際キリスト教会,佐々木美和,宮本博美,
千葉幸一(宮城県石巻市)(3),さかいようこ,松岡泰夫,
阿部和夫&斉子(宮城県石巻市),有田貞一&美榮子,
 「小さくされた人々のための福音」講座(3),白瀬悦子,
丹野恵子(宮城県石巻市),佐々木駿介,西上千栄子,
鶴崎祥子,柴田珠江,小島千鶴,柳澤 豊,永野由美子,
神戸聖福教会,李敬淑(3),合同会社Bless 泉眞姫(3),
阪井健二(土生神社・矢代寸神社宮司),森田美芽,
澁木孝江,中道澄春,飯塚和彦,古本純一郎&佳世子,
日本自由メソヂスト葛城キリスト教会,兵頭晴喜,
沖浦宏隆(千葉県布良),岡部 徹,太田登志,宮坂信章,
千田豊穂(宮城県石巻市光厳寺住職),河内常男,太田登志,
鄭 恵姫,宮本博美,本田すみ代,朝倉龍男,佐々木美和,
木村褜治(宮城県石巻市),森川八郎,石井泰代,東原良学(2),
日本自由メソヂスト葛城キリスト教会,
岩崎 謙,飛田雄一,
東灘バプテスト教会,大槻紀夫,栗原 健(宮城県仙台市),
金 恒勝,横田早紀江,藤野知香,高橋秀典,藤本新作,
宝塚栄光教会,岩間 洋&千恵子,酒巻美和子,的野慶子,
豊原大成[全国仏教会前理事長],西田祥子,大島健二郎,
金 恒勝,横田早紀江,土手ゆき子&朋,廣森勝久,有井英俊,
湯川胃腸病院,神戸YMCA 井上真二,大河戸章代,武智 務,
今井奈緒子(宮城県仙台市),加藤恵子,野崎和子,村上安世,
佐藤紀子(宮城県多賀市),笠原美恵子,有井英俊,廣瀬素子,
伊藤直樹,伊藤ヨシ子(茨城県日光市),小笠原貞夫,野崎和子,
佐藤紀子(宮城県多賀市),廣瀬素子,村上安世,野崎和子,
豊原大成[全国仏教会前理事長],桜井ジュンコ,津久井 進,
石巻地区森林組合,苅部眞砂子,柴田珠江,大島健二郎,
後藤由美子(光円寺僧侶),東原良学,古川直子,和子,
緒方俊一郎(熊本県相良),酒巻美和子,太田登志,原 浩司,
袴田清子,野口裕莉,川口陽子,太田妙子,佐々木美和(2),
上越北陸アイクリニック,矢口裕基,水谷弥生,樋口 進,
ホームチャペル・キリストの花嫁,福井啓子,影近有紀,原 浩司,
千葉博雄(前宮城県神社庁庁長),今井祝雄,藤丸秀浄(法専寺住職),
石巻地区森林組合,福井啓子,尾関マユミ,池田裕子,大田正紀,
徳留由美,匿名

コープこうべ,神戸市社会福祉協議会,フードバンク関西,
「耕支縁」からの提供は炊き出しに役立っています。
梅澤昌子さんから米の提供をいただきました。山内満千子(熊本県
相良)さんから郷土の幸を提供。野田健二からの野菜,山口 光,
村上安世,袴田清子,山本 稔からの差し入れも喜ばれています。