稲刈りの予定が大幅にずれてしました。渡波の農業用ポンプが使え
なかったことが最大の理由です。
 例年より,一ヶ月遅い稲刈りです。稲の生育状況により訪問日程を
調整しなければなりませんでした。出発日は10月11日です。
 孤食と共食について,教会のみなさんと熟考し,本田寿久事務局長
の祈りでJR朝霧駅を出発しました。
 
 初日,石巻市の被災状況を参加者は息を呑んで見ました。阪神・淡
路大震災と比較して大きな違いがあります。20年前の大震災では,4
年を経ると9割の方は仮設住宅から出ました。一方,石巻では,4年半
が経過しても半数以上の人々が仮設から出たくても家がありません。
相当なストレス,うつ病,引きこもりがあります。アルコール依存症,
DVも深刻な問題です。

 初日は,石巻市在住のフィリッピン人,中国人,アメリカ人たちが
家族そろって稲刈りの助っ人として来てくださいました。国際色豊か
です。驚いたことに,小学生,それも低学年の女の子が鋸カマを上手
に使って,サクッと稲の束をかります。訊いてみたらストレイカー・
みのりちゃんは昨年,同じ場所で,万石浦幼稚園の年長組で稲刈りを
体験していたのです。たった一度,一年前にしたことですが,大人の
ように上手に刈る姿には目を見はりました。
 年少組であった斉藤明治君(6歳 10月24日誕生日)は積極的に稲
をだれよりも長く,刈り続けました。お父さんのギルバートさんも目
を細めて見ていました。

斉藤ギルバートさん

斉藤ギルバートさん

石巻かほく20151023WEB

「石巻かほく」(2015年10月23日付)

2日目

 万石浦幼稚園(北川禮子園長)の園児60名は,10時半前には稲刈
にやってきました。
 英語ではライスの一語が,日本では「稲」「米」「ごはん」となり,
稲刈りした「わら」が畳,わらじ,雨具,飼料になることなど代表か
らの説明を熱心に聞きます。
 小鎌をもって稲刈りを楽しみます。

  鈴木将央さん(同志社大学4年生)に傾聴ボランティアの報告